伝統の剣道教室スタート
2017年7月31日
棚倉町内幼稚園、小中学生50人
28日までの5日間、朝6時から練習
棚倉町教育委員会主催の第49回青空剣道教室は24日午前6時から、棚倉小体育館で開教式が行われた。幼稚園児や小中学生約50人が参加し、28日までの5日間、毎朝6時から約1時間の稽古に励む。
城下町棚倉での剣道競技の普及と稽古を通じて子どもたちの心身の鍛錬、健全育成を図ろうと毎年、夏休み入り直後から実施している。剣道の経験の有無にかかわらず希望する子どもたちを集めた。町剣道連盟の主管。
通常はグラウンドで行うが、この日は雨天のため体育館内に変更した。開教式では、松本市郎町教育長、鈴木雅人町剣道連盟会長があいさつし、受講生を代表して金沢悠雅君(近津小5年)が決意の言葉を述べた。
この後、各班に分かれ、それぞれ習熟度別に練習開始した。幼児や初めて竹刀を手にする子どもたちには、竹刀の持ち方から構え方、練習の仕方など基本的な動作から指導した。
普段から剣道を経験している子どもたちは早速、準備運動から乱取り稽古に入り、元気な気合を館内いっぱいに響かせていた。
(写真は剣道教室、7月24日の紙面から)