東白日報

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過去記事・編集長の雑記帳

ふるさとの夏祭り満喫

2017年8月23日

14、15日 東白川郡内各町村で伝統行事
歩行者天国や花火大会

 
 13日から15日までのお盆期間中、東白川郡内では、各町村で伝統の夏祭りが繰り広げられた。2日間とも雨模様だったが、帰省中の家族や親戚、友人たちを連れ立って、ふるさとの祭りを満喫した。

たなぐらの夏まつり歩行者天国

【たなぐら夏まつり歩行者天国】(14日、棚倉町)午後3時から棚倉町内新町、古町などの目抜き通りで開かれた。ぼんぼりや七夕飾りで彩られた通りが歩行者天国となり、ヨサコイやショーなどのイベントをはじめ、各商店会や商工会青年部などが露店を並べ、活況を呈した。今年で3回目となった浴衣コンテストは親子の部、一般の部があり、来場者が投票して入賞者を決定した。

はなわ流灯花火 (1)

【はなわ流灯花火大会】(15日、棚倉町)今年で88回目という伝統の祭りで、午後2時からの昼の部は栄町、本町が歩行者天国となり、塙工業高の和太鼓や大道芸などのイベントが続いた。露店のにぎわいも夜になると、黒山の人だかりとなり、あちこちで再会を喜ぶ会話が弾んだ。南端の川上川では流灯大会が始まり、大型灯篭が久慈川の合流点に差し掛かるころ、花火大会も幕開け。川沿いを埋め尽くした観覧客から空と川面の競演に歓声が沸き起こった。余韻を残した歩行者天国では、各団体による踊り流しがフィナーレを飾った。

矢祭百八灯祭

【矢祭町戸塚】(15日、矢祭町)戸塚観世音菩薩祭礼の「戸塚百八灯祭」が夕刻から開かれ、高張りちょうちんを手にした子どもたちが108本のたいまつを手に久慈川堤防に向かい、水害から守る祈りとともに水難者を慰霊。おはやしに合わせて「よいしょ、よいしょ」と掛け声を上げながら、地区内を練り歩いた。

鮫川花火大会

【鮫川花火大会】(15日、鮫川村)午後6時から村保健センター駐車場で太鼓やレクダンス、ライブ演奏などのイベントがあり、午後7時半から鮫川中下の国道349号トンネル付近から花火が打ち上げられた。

(8月17日の紙面から)