東白日報

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過去記事・編集長の雑記帳

2017年8月

  • 2017年8月12日

    薄葉功組合長

    棚倉町の京セラ福島棚倉工場跡地
    7月28日、棚倉で契約調印、2億5千万円即入金


     JA東西しらかわ(薄葉功代表理事組合長、本店・白河市表郷)は、棚倉町から撤退した京セラ所有の福島棚倉工場跡地の土地、建物に関し、かねて一括取得の基本的合意に達していたのを受けて、7月28日、棚倉町の同JA農産物直売所「みりょく満点物語」を会場に、契約調印を行い、契約金額2億5千万円を即日入金し、所有権を移転した。
     同JAは今後、建物内部を中心に改修工事を進め、JA内部の全体会議や各種発表会など多目的に使えるホールの新設などを行い、本店機能を完全に移転させた上で12月18日に新本店での営業を開始する。
     同JAは昨年、福島県内の農協再編をめぐり、JAみなみとしての合併を見送り、単独JAでの道を選択した。薄葉組合長は「現段階でも合併を否定しているわけではないが、単独での現状の規模が最適と考え、よりよい経営を目指す」とし、独立独歩の経営方針に変わりはないことを示唆した。
     その上で、「取得した建物の規模が大きいので、福祉事業や新たな購買事業の開拓など、さまざまな構想が浮かんでいる。雇用の場確保とともに、職員の資質向上に努め、地域に根差した農協としての役割を果たしていきたい」と決意を語った。
     (写真は決意を語る薄葉組合長、7月31日の紙面から)
     

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