ものづくりの〝粋〟発信
2017年9月11日
西郷村で東西しらかわ企業展示会
修明、塙工生ら集団で見学
東西しらかわ(東白川郡、西白河郡)のものづくり企業の優れた技術発信と、高校生の進路選択の場提供を目的とした福島県しらかわ地域企業展示交流会は9月6日、西郷村熊倉のゴルフ場「グランドエクシブ那須白河」で開かれた。
一般社団法人産業サポート白河(加藤和明代表理事)と白河市(鈴木和夫市長)の主催。ハローワーク白河の共催。「ものづくり」を中心とした企業54社や福島大学など学術機関5校、福島県ハイテクプラザなど支援機関5団体が参加し、ブースを設けた。
技術発信の場としては7回目となり、今年は会場をゴルフ場のクラブハウスに設けたのと、初めて圏域の高校生に呼び掛け、東白川郡の修明高校、修明高校鮫川校、塙工業高校を含む5校から2年生を中心に約500人が見学に訪れた。修明高校からは153人が集団で訪れ、各ブースで商品、製品の見本を見たり、企業のパンフレットなどを手にしながら企業の担当者の説明を受けたりしていた。
各ブースでは、出展企業の担当者が早速、県外から訪れた企業の代表らと情報交換したり、商談する姿が見られ、活況を呈した。
東白川郡内からは、スズキ製作所、三森電機、東洋シャフト(棚倉町)、サミット、オーゼキ(塙町)、SMC矢祭工場(矢祭町)の6社のほか、棚倉町で創業し、業績を伸ばしたコンド電機(浅川町)も出展した。
(9月7日の紙面から)