1. 過去記事
2017年8月12日
棚倉町の京セラ福島棚倉工場跡地
7月28日、棚倉で契約調印、2億5千万円即入金
JA東西しらかわ(薄葉功代表理事組合長、本店・白河市表郷)は、棚倉町から撤退した京セラ所有の福島棚倉工場跡地の土地、建物に関し、かねて一括取得の基本的合意に達していたのを受けて、7月28日、棚倉町の同JA農産物直売所「みりょく満点物語」を会場に、契約調印を行い、契約金額2億5千万円を即日入金し、所有権を移転した。
同JAは今後、建物内部を中心に改修工事を進め、JA内部の全体会議や各種発表会など多目的に使えるホールの新設などを行い、本店機能を完全に移転させた上で12月18日に新本店での営業を開始する。
同JAは昨年、福島県内の農協再編をめぐり、JAみなみとしての合併を見送り、単独JAでの道を選択した。薄葉組合長は「現段階でも合併を否定しているわけではないが、単独での現状の規模が最適と考え、よりよい経営を目指す」とし、独立独歩の経営方針に変わりはないことを示唆した。
その上で、「取得した建物の規模が大きいので、福祉事業や新たな購買事業の開拓など、さまざまな構想が浮かんでいる。雇用の場確保とともに、職員の資質向上に努め、地域に根差した農協としての役割を果たしていきたい」と決意を語った。
(写真は決意を語る薄葉組合長、7月31日の紙面から)
2017年7月31日
棚倉町内幼稚園、小中学生50人
28日までの5日間、朝6時から練習
棚倉町教育委員会主催の第49回青空剣道教室は24日午前6時から、棚倉小体育館で開教式が行われた。幼稚園児や小中学生約50人が参加し、28日までの5日間、毎朝6時から約1時間の稽古に励む。
城下町棚倉での剣道競技の普及と稽古を通じて子どもたちの心身の鍛錬、健全育成を図ろうと毎年、夏休み入り直後から実施している。剣道の経験の有無にかかわらず希望する子どもたちを集めた。町剣道連盟の主管。
通常はグラウンドで行うが、この日は雨天のため体育館内に変更した。開教式では、松本市郎町教育長、鈴木雅人町剣道連盟会長があいさつし、受講生を代表して金沢悠雅君(近津小5年)が決意の言葉を述べた。
この後、各班に分かれ、それぞれ習熟度別に練習開始した。幼児や初めて竹刀を手にする子どもたちには、竹刀の持ち方から構え方、練習の仕方など基本的な動作から指導した。
普段から剣道を経験している子どもたちは早速、準備運動から乱取り稽古に入り、元気な気合を館内いっぱいに響かせていた。
(写真は剣道教室、7月24日の紙面から)
2017年7月24日
八溝定住圏8市町が連携しスタンプラリー
7月22日、第一弾スタート!!
福島、栃木、茨城の3県にまたがる八溝山に接する8市町が連携して活性化や定住促進事業などに取り組んでいる八溝山周辺地域定住自立圏推進協議会は、圏域内の農産物などの販路拡大と交流人口を増やして活性化を図る起爆剤として、各地域の道の駅などの施設を巡ってスタンプを集めてもらい、抽選で特産品をプレゼントするスタンプラリーを実施する。初めての企画で、第一弾は22日に開始し、9月24日までの2カ月余りの間に3県の施設を1カ所ずつ計3カ所のスタンプを集め、ゴールの栃木県大田原市の道の駅「那須与一の郷(さと)」備え付けのボックスに投函してもらう。
参加施設は、福島県が棚倉町のJA東西しらかわ農産物直売所「みりょく満点物語」、塙町の道の駅はなわ「天領の郷」、矢祭町の「みりょく満点物語」矢祭店の3カ所、栃木県が那須塩原市の道の駅「明治の森・黒磯」「湯の香しおばら」、那須町の道の駅「友愛の森」「東山道伊王野」、那珂川町の道の駅「ばとう」とゴールの「那須与一の郷」の6カ所、茨城県は大子町の道の駅「奥久慈だいご」の1カ所の合計10カ所。「那須与一の郷」以外の3県の施設でスタンプをもらって達成となる。
達成者には、投函した翌日から使える共通の300円の商品券(先着順で数量限定)が、「那須与一の郷」でもらえるほか、10月上旬の抽選で当選はがきを発送し、これを指定の施設に持参すれば、各施設で扱っている地域の特産物の詰め合わせが配布される。このほか、ダブルプレゼント賞、道の駅特別賞もある。
第二弾は来年の元日から3月4日までの間で、抽選は3月中旬を予定している。
(写真は上から「みりょく満点物語」「道の駅はなわ」のにぎわいぶり、7月14日の紙面から)
2017年7月16日
女子プロゴルフツアー3月から本格参戦
スポンサー藤田建設工業を訪問
ぷろご 女子プロゴルフ協会(LPGA)のトーナメントツアーに今年3月から本格参戦した蛭田みな美プロ(19)=フリー、鮫川村=は10日、スポンサー契約を結んでいる棚倉町の藤田建設工業を訪れ、藤田光夫社長に中間報告するとともに、後半戦に向けて「ぜひ優勝したい」と意気込みを語った。
みな美プロは、7日から9日まで北海道北斗市で行われた第18戦「ニッポンハムレディスクラシック」で見事決勝ラウンドに進み、通算4アンダー29位とまずまずの成績を収め、そのまま鮫川村に帰り、翌日に藤田建設工業を訪れた。今大会からコンタクトレンズを入れたそうで、その効果もあって初日はティーショットがフェアウエーをはすしたのは1回だけ。しかも、初日から通算32ホールまで6バーディー、ノーボギー、1ラウンドの合計パット数も28、25、29と3日間とも30を切る〝視界良好〟ぶりだった。
6月のヨネックスレディスでは優勝と2打差の2位だっただけに、自信をつけ、「後半はぜひ優勝したい」と力強く抱負を語り、藤田社長から「実力は十分備わってきた」と激励を受けた。
(写真は訪問した蛭田みな美プロ、11日の紙面から)
2017年7月11日
10月の市町村対抗福島県ソフトボール大会
早大のエース宮川眞子さんら棚倉中OG
10月14日に相馬市で開幕する第4回市町村対抗福島県ソフトボール大会に出場する棚倉町チームに、早稲田大学女子ソフトボール部の投手宮川眞子さんをはじめ、2年後輩高橋楓さん=新島短大=、藤田怜奈さん=団体職員=が選手登録した。棚倉町チームに女子選手が加
わるのは初めて。
特に、宮川さんは早大のエースだけに、そのスピードボールと変化球に男子選手でも手こずりそうだ。高橋さんも宮川さんと同じく帝京安積高校で全国の舞台を経験している。藤田さんは学童野球から中学でソフトボールに転向。学法石川高でも活躍したスラッガーだ。
女子3人の頼もしい新戦力を加え、棚倉町はベスト8入りを目標に掲げている。(写真は宮川さん、7月7日の紙面から)