1. 過去記事
2018年2月19日
1/29(月)~2/8(木)付 主な記事
▶1/29月 福島県県南地方振興局と棚倉町、町消防団は消防団員確保に向けて29日、町内の藤田建設工業とキコーに会社訪問し、協力を要請しました。藤田建設工業では、内藤勇雄社長、キコーでは深谷明雄社長がそれぞれ応対し、要請書を受け取りました。
▶1/30火 東京棚倉会に所属する和知裕善さん(79)=茨城県つくば市、棚倉町出身=が趣味で取り組んでいる刻字用にとカツラの木を譲ってくれる人を募集しました。この記事を読んだ棚倉町の木材会社が情報を寄せ、和知さんが近く帰省して原材を確認することになっています。
▶1/31水 棚倉保育園(中島一枝理事長)は第一園舎、第二園舎を統合して4月に新保育園として開園するのに伴い、棚倉町棚倉字南町に完成した新園舎を見てもらう「新園舎オープンデー」を2月17日午前10時半から現地で行います。新園舎は敷地面積3253平方㍍、木造平屋建て建築面積1325平方㍍。ゼロ歳児から3歳児までの保育室8室や遊戯室、プレイルームのほか、中庭とデッキなどを備えています。開園に当たり、第一、第二合わせた定員を10人増やし、計150人を受け入れます。
▶2/1木 防火防災などに日ごろから頑張っている消防団員の激励と若い世代の加入を促そうと、棚倉町と町消防団が募集していた「消防団応援事業所」の登録が40事業所に達しました。1日、町と町消防団は登録事業所を代表して町内の伊勢喜肉店に登録証を交付しました。湯座一平町長、原孝一町消防団長、沼田賢次副団長が店を訪れ、店主の鈴木清周さんに登録証を手渡しました。各事業所はそれぞれ、団員が「応援カード」を提示すると、割引や1品サービスなどの「おもてなし」をして、団員の志願者増に協力するとともに、団員ひいきの店として商売繁盛にもつなげる取り組みです。
▶2/3土 3日の「節分」には郡内各地の神社仏閣などで豆まき行事が繰り広げられました。観光名所でもある山本不動尊では、金坂栄哉住職による護摩祈とうが行われた後、本堂の回廊から奉賛会役員や年男年女代表が豆まきをしました。屋根や周辺には積雪も残っていましたが、例年通り大勢の参拝者が境内を埋め尽くし、福引付きの「福豆」に手を伸ばし、歓声を上げていました。
▶2/5月 矢祭町商工会女性部の設立50周年記念式典は4日午前11時からユーパル矢祭で開かれ、半世紀の歩みを振り返りながら今後の活動の新たな発展を誓い合いました。約50人が出席し、本田治子部長があいさつし、藤田清町商工会副会長が激励しました。歴代部長らに感謝状を贈り、第11代部長の藤田春恵さんが謝辞を述べました。記念パーティーではマンドリン演奏やアロハのステージで盛り上げました。
▶2/6火 6月に南相馬市で開かれる全国植樹祭のシンボルとなる「木製地球儀」が5日、中島村から棚倉町に引き継がれ、棚倉町役場でセレモニーが行われました。福島県県南農林事務所の松房政彦所長から湯座一平町長に地球儀が引き渡され、役場1階に8日まで展示されました。
▶2/7水 JA東西しらかわ青年連盟(農青連、関川秀樹委員長)と、管内の商工会青年部と東白川青年会議所などの情報交換会は6日夕、棚倉町の同JA農産物直売所みりょく満点物語のレストラン「山ぼうし」で開かれました。各団体の交流を通じ、地域産業の活性化に向けた取り組みの推進を誓い合いました。農青連が他の青年団体とこうした情報交換の場を持つのは初めて。約30人が集いました。
▶2/8木 第63回青少年読書感想文全国コンクールで、塙町の常豊小2年の下重諒人君が、最優秀賞の内閣総理大臣賞に輝きました。課題図書「アランの歯はでっかいぞ こわいーぞ」を読み、「友だちっていいな」のタイトルで書きました。ワニの主人公が歯でみんなを怖がらせていたのをやめ、髪を切ってあげたりするようになり、最後はみんなと仲良しになるストーリーで、緊張すると泣いてばかりいた1年生のころの自分と重ね合わせ、友達に「聞き方名人」と褒められたことで自信を付けたことをつづりました。
2018年2月8日
1/18(木)~26(金)付 主な記事
▶1/18木 JA東西しらかわは18日、棚倉町の棚倉中3年生全員に高校合格祈願米としてブランド米の「みりょく満点米」(1㌔入り)をプレゼントしました。地域貢献活動の一環として毎年、この時期に管内の棚倉、白河市表郷、矢吹、塙、矢祭、鮫川の各中学校に贈っています。棚倉中には薄葉功組合長らが訪れ、受験生代表に手渡しました。
▶1/19金 棚倉町の修明高校で19日、農業系クラスの3年生による課題研究発表会が開かれました。食品科学科、生産流通科の生徒がグループごとに実習などを踏まえて取り組んだ課題研究、実験結果などをスクリーンに映し出しながら発表しました。
▶1/22月 東白川剣道連盟(稲垣孝史会長)の初稽古と第40回東白川年代別剣道選手権大会は20日、塙町の塙小体育館で開かれました。連盟に所属する約20人が参加し、稽古でひと汗かいた後、試合に臨みました。夕方からは棚倉町の新富家に集まり、新年会。昨年中の昇段者や受賞者らの功績が紹介され、祝福を受けました。
▶1/23火 福島県内の優れた建築物をたたえる第34回県建築文化賞表彰式は22日、福島市の杉妻会館で開かれ、棚倉町の藤田建設工業(内藤勇雄社長)がいわき市で手掛けた「県買収型復興公営住宅関船団地」が特別部門賞を受賞しました。内藤社長と藤田博常務は23日、棚倉町役場を訪れ、湯座一平町長に受賞を報告しました。
▶1/23火 関東圏からの発達した低気圧の影響で、東白川地方も22日午後から23日未明にかけて軒並み20㌢以上の積雪となり、今冬一番の大雪となりました。棚倉町の棚倉城跡公園では、ツツジなどの植え込みの上部が丸く雪化粧し、まるでカリフラワーを並べたような形になりました。以後、最高気温が零度以下という寒い日が続いています。
▶1/24水 福島県中小企業家同友会白河地区(酒井勝行会長)臨時総会・一月例会・新年会は22日、白河市の鹿島ガーデンヴィラで開かれました。新年恒例の鈴木和夫白河市長の講演では、歴史上「白河口の戦い」として表記される史実は、東西両軍が正面切って激突した「本格戦」であり、歴史的な節目となった―と主張。「私たちはこの節目に、正確な歴史認識を伝え、自信を持って地域づくりを進めていかなければならない」と決意を述べました。新年会では、地区所属の藤田光夫県理事長があいさつに立ち、2500人会員実現への協力を呼び掛けました。
▶1/25木 今年4月から二つの園舎が統合して新園舎へ移転する棚倉保育園(中島一枝理事長)が、長年取り組んでいる「自然の中での子どもの育ち」を重視した保育に対する注目度が高まっています。昨年11月に郡山市で開かれた県保育協議会県南支部保育研究大会で、田んぼの学習やどろんこ遊び、木登りなど身近な自然の中で「心の根っこ」を育む同保育園第二園舎(三瓶邦子園長)の発表が最優秀賞に輝き、5月に予定される県大会出場が決まりました。
▶1/26金 「文化財防火デー」に合わせ、矢祭町の文化財巡回防火査察が26日、行われました。町中央公民館駐車場で全体会の後、稲荷神社、祖神社、役行者堂、天満神社、長沢観音堂を巡回査察。現地で放水確認もあり、設備を点検しました。
2018年1月27日
1/10(水)~17(水)付 主な記事
▶1/10水 棚倉警察署は10日、「110番の日」にちなんだ広報活動として、塙町の笹原小で寸劇や訓練を通じ、子どもたちが「110番通報」を正しく理解するよう促しました。交通事故発生を想定した寸劇や不審者への対応訓練もあり、子どもたちもしっかりと肌で感じ取った様子でした。
▶1/11木 文部科学省の第11回キャリア教育優良教育委員会、学校、及びPTA団体等文部科学大臣表彰式は11日、東京・代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで開かれ、棚倉町教育委員会がキャリア教育の充実発展に尽力し、顕著な功績が認められるとして福島県内の教育委員会では唯一、受賞しました。式には松本市郎町教育長が臨み、下間康行文科省大臣官房審議官から賞状を受けました。
▶1/12金 棚倉町が国の地方創生拠点整備交付金を活用して進めている、福島県指定重要文化財の「八槻家住宅」のかやぶき屋根ふき替え工事と、八槻都々古別神社脇に新設される、歴史と観光の拠点施設「八槻歴史の駅」の工事が急ピッチで進んでいます。いずれも今年度内に完成し、新たな「たなぐら周遊ルート」づくりにつながることになります。
▶1/13土 国内外からの募金に支えられ、米国で心臓移植手術を受けた棚倉町の「ゆきちゃん」が16日、帰国することになりました。「ゆきちゃん」は今月30日に満2歳の誕生日を迎えるのを前に、命の尊さをあらためて感じさせる最高に明るいニュースとなりました。(写真は「ゆきちゃんを救う会」ホームページより)
▶1/15月 鮫川村西山の農家、関根のぶ子さん(66)方では、正月に入り、凍み餅作りを始めました。この地方の凍み餅は、ヤマゴボウ(オヤマボクチ)の葉を練り込む方法で、商用に売り出して以来、10年以上になるそうです。村内の学校給食の一品にも採用されています。今年の販売開始は2月下旬から3月上旬ごろの見通しだそうです。
▶1/16火 塙町は、木材産業の振興と子育て施策を組み合わせた「木育事業」として、東京おもちゃ美術館と提携した「ウッドスタート事業」に乗り出すことになりました。22日に町勤労福祉会館でウッドスタート宣言調印式を行います。「木育」は、町の面積の8割を占める豊富な森林を活性化させるため、平成27年から取り組んでおり、昨年は同美術館の協力で木のおもちゃで幼児の情操教育に役立てる「木育キャラバン」も実施しました。今回の調印当日は、昨年4月から12月までに生まれた赤ちゃん45組の親子に木のおもちゃをプレゼントするセレモニーを行います。(写真は昨年の「木育キャラバン」の様子)
▶1/17水 「ゆきちゃん、お帰りなさい!」。米国で心臓移植手術を受けた棚倉町の「ゆきちゃん」が昨16日夕、両親とともに帰国しました。成田空港で「ゆきちゃんを救う会」の代表メンバーや家族、親戚らの出迎えを受け、ゆきちゃんも自分の足でしっかりと歩き、時折笑顔を見せるなど元気な様子を見せ、あらためて関係者の感動を呼びました。この後、ゆきちゃんは渡米前に入院していた大阪府の病院に向かい、当面は府内に両親と住んで経過を見てもらい、順調であれば数カ月後にはふるさと棚倉に帰る希望が実現します。(写真は成田空港での様子)
2018年1月17日
本紙「東白日報」は平成30年(2018年)も、より地域に根差した取材、報道を心掛け、ますます信頼される紙面づくりを進めてまいります。今年もよろしくお願い申し上げます。
1/1(月)・5(金)・6(土)・9(火)付 主な記事
▶1/1月 昨年末、元日掲載にふさわしい編集企画として、鮫川村を起点に活躍する女子プロゴルファー蛭田みな美さん(20)=フリー=の飛躍を願い、スポンサー契約を結んでいる棚倉町の藤田建設工業の代表取締役会長・藤田光夫さん(64)との対談を企画し、1・2面2ページにわたって掲載しました。藤田さんは、「デビューシーズンはよく頑張ったと思います。浮き沈みも全ていい経験になると思います」と激励。みな美プロも「来シーズンは途中でシード選手以外のランキングを見直すリランキング制度が導入されるので、少ないチャンスを生かしてトップツアー復帰を果たし、ずばり初優勝を目標にします」と力強く抱負を語りました。
▶1/5金 官公庁仕事始めの4日、棚倉町では午後6時から新富家で町主催の「新春懇談会」が開かれ、各界の代表者ら約160人が集い、鏡開きなどを行って新春をことほぐとともに、新しい年の活躍を互いに誓い合いました。
▶1/5金 棚倉地区交通安全協会など交通安全関係3団体と棚倉警察署は5日、新春恒例の東白川地方交通安全祈願祭を山本不動尊で行い、年末に町内の企業・シーズから寄贈を受けたジャンボダルマの左目に墨を入れました。昨年は交通死亡事故が前半に3件発生し、3人が犠牲となりましたが、今年はゼロを目指して誓いを立てました。
▶1/6土 棚倉町の長久寺が「小寒」の5日から毎年行っている日没後の「寒行」が今年も始まりました。「寒行太鼓」をトン、トンと打ち鳴らして菅原海淳住職と菅原瑞正副住職が町内の新町、古町通りを2人で歩いています。時折、民家や商店の前で立ち止まり、「お題目」を唱えて家内安全や商売繁盛、無病息災などを祈願しています。この寒行は節分の2月3日まで続きます。
▶1/9火 東白川郡内の成人式は7日、一斉に各町村で行われ、4町村で409人が対象となりました。今年は好天に恵まれ、晴れ着も一段と鮮やかな印象を受けました。各町村それぞれ、新成人の意向も踏まえた式典となり、和やかに整然と行われました。鮫川村では、女子プロゴルファーの蛭田みな美さんも式典に臨み、成人者代表の一人として「二十歳のメッセージ」を朗読しました。(写真は棚倉⇒塙⇒矢祭⇒鮫川+蛭田みな美さん)
2018年1月9日
本紙「東白日報」は12/29金付で年内発行最終となりました。また、平成30年(2018年)もご愛読ください。
12/22(金)~29(金)付 主な記事
▶12/22金 内堀雅雄福島県知事は21日、塙町の視察に訪れ、来春、塙小に統合するため閉校となる常豊小で町や町議会と意見交換しました。同校児童と隣接の常豊幼稚園の園児が知事を迎え、よさこい踊りや合唱を披露。内堀知事は、「きょうは皆さんからパワーをもらいました。新しい学校でも頑張って」と激励しました。
▶12/25月 棚倉町の近津山岡地区防犯連絡所による、75歳以上の一人暮らし高齢者宅慰問は23日、棚倉警察署の協力で地区内で行われました。年末恒例の事業で、地区内62戸を訪問し、「事件事故に気を付けて」などと声を掛け、チラシと紅白まんじゅうとティッシュを配布しました。
▶12/26火 ガソリンスタンド、土木建築資材販売などのシーズ(棚倉町)は26日、今年も交通安全を願って交通安全関係団体向けにジャンボダルマを寄贈しました。棚倉警察署に石井良夫社長らが訪れ、鈴木輝悦棚倉地区交通安全協会長、湯座好郎安全運転管理棚倉事業主連絡会長、芳賀正光棚倉地区安全運転管理者協会副会長、 今弘喜棚倉署長出席のもと、ダルマを引き渡しました。来年1月5日に山本不動尊で行われる交通安全祈願祭で目入れを行います。
▶12/27水 棚倉町北山本の山本不動尊で新年に向けた準備が着々と進んでいます。27日には不動明王をまつる奥の院や本殿など一帯のすす払いが奉賛会(陣野四郎会長)によって行われました。社務所内では、金坂栄哉住職が護摩札に一枚一枚手書きする作業に当たっていました。およそ5千枚を書き上げるそうです。
▶12/28木 福島県教委が平成31年度から40年度までに、県立高校で約100学級を減らす方針などを盛り込んだ県立高校改革基本計画(素案)についての説明会は26日、塙町の勤労福祉会館で開かれ、定員割れが続く塙工業高校の存続に向けて町ぐるみで活動を進めている塙工業高活性化推進協議会(会長・宮田秀利町長)のメンバーを中心に約40人が聴講し、活発に質問や要望をしました。
▶12/29金 官公庁の仕事納めとなった28日、棚倉町役場で仕事納め式があり、湯座一平町長が今年最後の訓示を述べ、職員の永年勤続表彰を行いました。湯座町長は「新年も〝チーム棚倉〟のけん引役として、任務を遂行してほしい」と呼び掛けました。